暮らしのそばに、一点いかが?
こんにちは。新入社員のMです。
今回は、立体的であったり部屋に飾ってみたくなるような作品についてお伝えしていきます。
こちらの作品は、人物画でありながらもプレッシャーを感じさせないという点で、不思議かつ魅力的に仕上がっているように思われます。
構図といい、瞳から溢れんばかりの白といい、この人物は確かに真っすぐに目線を伸ばしているのに、こちらに「見られている」と感じさせない。
時には、絵画の中の人物の力強い視線と見つめ合って集中するのにとっぷりと時間を費やすことも良いですが、私が自分の家に飾るのならば、このような省エネでも心地よく眺めることができる作品がいいと何んとなしに考えさせられました。
こちらの作品は、ほんのりと色づいた繊細な造りが素敵でした。
彩色されているのか、漆などを塗ったことで色合いが変わって見えるのか。
写真では伝わり切らないのがもどかしいような、それぐらいの繊細な色遣いに侘び寂びを見出して嬉しくなるような。
イワシだ!
イワシの群れだー!
丁度良い飾り方をすぐには思い付くことができませんが、何となく、ほしい。
できれば、3種セットでほしい…。
こちらは独特の世界観をぎゅっと詰め込んだかのような作品ですね。
竜やカニなど、描かれているものは凡そ察せられる一方で、その背景まで覗こうとすると果てのない場所に踏み出せてしまいそうな。
小型の作品だからこそ、そんな印象を持たせることができたのでしょうか。
こちらもまた、不思議な魅力をもつ作品でした。
着色された石のようなそれは、額縁に収まるということを良しとはしません。
一目見た際にはその奇抜さに惹かれるようですが、インテリアとしてはどんな部屋にも合うのかもしれないと思い至ると、その優等生っぷりに感心してしまうほどです。