藤田美術館③
こんにちは。新入社員のMです。
今回は、茶の間に合った作品についてお伝えしていきます。
こちらの作品は、茶室に置いて空間を仕切る小型の屏風です。
道具をただ用いるだけに止まらず、そこに芸術性を求めるという点が、茶の湯の質実かつ贅沢なところなのかもしれませんね。
こちらの作品は、国の重要文化財にも指定されている墨蹟です。
墨蹟とは、禅宗の高僧がしたためた書を指し、これを茶席に掛け軸として飾ることはその場の空気感を大きく変える役割を持つとされているそうです。
そしてこちらの作品は、上から順に水指というお茶を点てる際に用いる水桶と、呉器と呼ばれる朝鮮半島製の茶碗だそうです。
素朴な色合いでありながら、その見た目の面白さや長年大事に使われてきたことによる金継ぎの跡が、茶道具たちに風情を与えています。
投稿日: 2023年9月18日
タグ: 芸術
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