夕暮れにて冬安居①
こんにちは。関西事務所のMです。
今回は、大阪市にある四天王寺を参詣したことについてお伝えしていきます。
降りしきる冬の雨の中、四天王寺へと駆け込んだ我々でしたが、残念ながら中心伽藍への拝観時間には間に合いませんでした。
閉め切られた中門で、しばし金剛力士像と顔を見合わせながらどうするかをご相談。
中心伽藍の外壁に沿って、境内各所をお参りしていくことに決まりました。
雨に濡れた石畳や瓦、木製の柱が見せるいつもとは違う表情に魅入られ、気が付くと足を止めてしまっていました。
このブログを書くにあたって調べてみたところ、仏教界における「安居(あんご)」という言葉に行き着きました。
梵語では雨季を意味し、仏教的な意味合いとしては、それぞれに修行をしていた僧侶たちが一定期間集まって共に修行に励むことを指す言葉だそうです。
今回のように関東本社の方々がいらっしゃったり、私たちが関東出張へ向かうことも、大きくくくれば安居なのかもしれませんね。
投稿日: 2024年2月8日