夕暮れにて冬安居②
こんにちは。関西事務所のMです。
今回は、雨の四天王寺にて特に目を引いた光景についてお伝えしていきます。
静止画では分かりづらいですが、こちらは文字の彫られた黒石の部分が回転するようにできています。
一回一誦(いっかいいっしょう)と記されたこちらのものは、一回転させるとあなたは般若心経をまるまる一巻唱えたことになりますよという意図をもって作られているそうです。
チベット仏教におけるマニ車と非常に近い発想に思われますね。
雨雲により暗くなった辺り一帯において、明かりというのは見えるだけで心を軽くしてくれるものですね。
四天王寺が建立された昔も、人々は寺院の煌びやかな装飾や灯火などを見て信心を深めていったのでしょうか。
投稿日: 2024年2月8日