街中ギャラリー
こんにちは。新入社員のMです。
今回からは、梅田にある阪急百貨店にて展示・販売されていた、さまざまな芸術品についてお伝えしていきます。
この度取り上げる作品は、水彩画のように見えるものも含めて、いずれも油絵だそうです。
それぞれの作者さんが何を描き、表現しているのか。
それを少しだけ、覗いていきましょう。
アイキャッチ画像にも用いたこちらの絵画につきましては、作者さんと直にお会いしてお話しすることができました。
水に溶ける油絵具を使って水彩画のように描いてみたり、キャンバスの布地の表裏を逆にしてみたりといった技術的な試みのお話。
また、1枚の写真に収められた光景を描くという、そのためだけを想って何枚もの絵画が生まれていくのだといった、制作における原動力についてのお話などを聞かせていただきました。
こちらの作者さんも、水彩画のような描き方をされていますね。
描かれた人物の表情や目線1つに、何かが込められている。
そこにある何かを受け取ろうと、見出そうとしてしまうのは、それだけこの絵画に魅入られているからなのでしょうか。
こちらの作者さんの作品は、グラデーションがお見事。
色の違い、その境目が、互いに引き立て合っていることにより、絵の中で光と影が共存しているように見えるのではないでしょうか。
こちらの作者さんは、写実的な雰囲気の作品を展示なさっていました。
この風景を、写真ではなく絵画に収める意味がきっと作者さんの内にはあったのでしょう。
それは例えば、水面の煌めきであったり中央の人物の一瞬の動きであったり、あるいはこの場面という記録そのものを描き残したいという理由であるのかもしれません。