藤田美術館②
こんにちは。新入社員のMです。
今回は、藤田美術館の美術品の中でもふたつの屏風絵に焦点を絞ってお伝えしていきます。
こちらの作品は、描かれた当時の京都・祇園祭の様子を表現したものだそうです。
黄金の雲間に現れる人影は、現代と変わらず懸命に、そして思い思いに祭りを楽しんでいるように感じられます。
そしてこちらの作品は、銀箔の敷き詰められた上に秋草で彩りを添えた18世紀の屏風絵です。
当時はより生き生きとした印象を与える作品だったのでしょうか。
現代の状態から鑑賞してみると、季節に合った物悲しさと草花の生命力とが感じ取られて、非常に趣深い味わいになっているように思われました。
投稿日: 2023年9月18日
タグ: 芸術