菊正宗酒造記念館①
こんにちは。関西事務所のMです。
今回は、江戸時代から酒造業を続けて360年以上の歴史を持つ、菊正宗酒造さんの記念館で学んだことについてお伝えしていきます。
酒造りの最初の工程である「精米」を行なう際に、水車を利用することでお酒の質や作業効率に大幅な上昇が見られたといいます。
御影郷では六甲の山々から流れてくる川の水を存分に活用することができたのでしょう。
こちらの模型は、1995年以前にこの地で酒造りの仔細を伝えてきた旧酒造記念館の姿を写したもの。
阪神淡路大震災により記念館は甚大な被害を受けたのちも、無事であった収蔵品を集めてまた新しい記念館をオープンさせるに至りました。
記念館入口、来館者の頭上で連なっているこちらは杉玉と呼ばれるものでした。
杉玉は、お酒の神様を祀ることで知られている奈良県の大神神社が発祥の由来となっている、新酒ができているという証。
最初は杉の葉の緑であったのが、新酒が熟成されていく間に少しずつその色合いを変えていくのだそうです。
投稿日: 2023年12月12日